2015年2月7日土曜日

HOW TO GUNPLA/ハウツー ガンプラ

このページでは、主にガンプラ制作のコツを掲載していきます。
参考になればよいのですが。


プラモの制作方法は人によってさまざまですが、自分の思ったものが出来て満足できることが大切なのかなと思います。

実際どんなことをやるのか?それが解ればだれでも、より一層満足いくものが出来るんじゃないかと。

ガンプラの全体的な制作手順は、とても詳しく掲載しているサイトさんが沢山ありますから、そちらをご参考ください。

ニッパー

あまり語られませんが、ニッパーはプラモ・模型制作用のよいものを使いましょう。IRON HIDEはタミヤのプラスチック用を使っています。決して爪切りや工業用のニッパーを使わないように。(切れ味の違いと感触は、自分のつめを切ってみると良く体感できます。)



モデラーズナイフ

刃先が小さく、扱いやすいのでニッパーとあわせて必須の道具です。ニッパーと同じくタミヤを使用していますが、もち手部分のデザインや大きさ太さがメーカーによって違っていて、使う人によってどれがよいとも一概に言えません。
ホビーショップに限らずホームセンター、画材屋さん、手芸屋さんなどでも様々な物が売っています。自分に合うものを探しましょう。一応、失敗のないのは美術関係で使う「あの黄色いヤツ」かと思います。以前はそちらを使っていました。


ピンバイス

素組のみという場合でも、円形部品の内側の修正やバリ取りにあると便利です。クラフトナイフやヤスリに不慣れだと、かえって形状をおかしくしてしまう事があります。
ガンプラの修正やカスタマイズには必須となります。最近ではメタルバーニアなるものが人気のようですので、取り付けの際に下穴を開けるのに活躍します。
しかしながら、ここに載せた一番の理由は、仮組みと分解塗装のために、パーツのはめ込み部分のメス側の穴径を若干大きくして作業を楽にするために古来より重用されてきました。



カンナ掛け

クラフトナイフを使った制作技法です。ランナー跡やテーパーライン消し、ほんの少しの形状修正などで活躍します。




基本は削りたい部位に直角にあてます。
刃が滑りにくい場合は少し刃を寝かせるようにします。

こんな感じで、削りかすがでます。
丸いはずのランナーが一部たいらになっているのが

わかるでしょうか?



MGνガンダムのスラスター類
ばらし前加工

写真のような小さな部品のバリ取りやカンナ掛けは匠の世界です。笑
削りすぎや部品の破損を防ぐためにもやり易さが重要です。

制作全般に渡って難易度を下げる工夫は、とても有効です。人によって苦手な工程というのが何かしらあると思いますので。
IRON HIDEであれば、塗料の調合が苦手です。ええっ、もうっ、芸術的なほど。OTLセンスないです。


カンナ掛けでバリを除去
精密のこぎりで形を整えています。



タミヤの精密のこぎり
エッジ強調とスジ彫り

素組でもやると別物になる制作技法です。部品の個体差のほか、塗装やヤスリ掛けによって形状があいまいになったり、スジが浅くなってしまった場合に活躍します。

パテの使用やガンプラのカスタマイズでスジ彫り直すときなどにも用います。





IRON HIDEは柄をつけずに
セロハンテープを巻いて使用しています。
写真は未塗装、素組、エッジ強調
スジ彫り、墨入れのみです。

対象が小さい場合は、柄を付けないことで、指先で削り具合を感じ取るように気を使っています。
プラスチックは削れやすいので注意が必要です。

のこぎりのバリが刺さるので、セロハンテープを巻いてつかいましょう。
手が滑るようならこの上に絶縁テープを巻きましょう。

対象が大きいときや、切断する場合は、柄を付けたほうが良いかも知れません。
精密のこぎりは削り幅0.1mmです。



※ツール画像はタミヤコーポレートサイト参照。

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